今すぐやる会

怠けるつもりはないのに気が付いたら、サボってしまう。気を付けてるつもりなのに遅刻が多い。そんなスケジュール管理、タスク管理に不安を抱える方へ、めんたね代表http://mentane.net/カウンセラー尾谷幸治が主宰する、ADHDの治療プログラムを用いた、意志の力を使わない、スケジュール管理、タスク管理のワークショップです。お問い合わせはこちらまでcontact@imasuguyaru.com

カレンダーとノートを持ってみよう。スケジュール管理・タスク管理の第一歩

f:id:osugi-akira:20151226112645j:plain

今すぐやる会ではスケジュール管理・タスク管理の第一歩として
カレンダー(スケジュール管理)とノート(タスク管理)を
参加者全員に持ってもらうことにしています。

このカレンダーとノートは最終的には、
使いやすいものを自由に決めてもらっています。
手帳でもいいし、大学ノートでもいいし、スマートフォンのアプリでもいいし
グーグルカレンダーでもいいです。

しかし、使いやすいものを自由にとはいっても
最初のうちは、自分に合ったものを探すことからしなければいけないので
何を選んだらいいのかわからなくなって途方にくれたり
選んだりすることがめんどくさくなってしまうかもしれません。

スケジュール帳に関しては
手帳などを普段から使っている方は多いと思いますから、
以前から使っているものがあれば、そのまま使ってもいいでしょう。

問題はノートの方です。
タスク管理のためのツールは馴染みが薄いでしょう。
普通の人でもタスク管理の為に
ノートを使わない方は多いのではないでしょうか?

馴染みが薄いものだし、使い方もよくわかってない状態ですから
ノートを決めるにしても、まずどのノートを使うのか?
ということで迷うことがあると思います。

めんどうになって手が付かない、
ノートにも触れないという状態が一番困りますので
最初のうちは、あれこれ考えずに、
オーソドックスに書店で売ってる普通の手帳と、大学ノートをまず買ってみて
スケジュール・タスク管理をやってみるのがおすすめです。

私が手帳を使い始めたのは献血ルームでもらった手帳を
何となく使ってみたのがきっかけです。
手帳なんかは、時期が来るとともらう機会がある人もいるのではないでしょうか。
大抵貰い物の手帳は作りがオーソドックスなものですから、
使い勝手はいいものが多いんですね。
買うのも面倒だというならば、すでに手元のあるものを使うというのも手です。
大事なのは、もらうなり、買ってみるなり、
手元に置いてみるところからスタートしてもらいます。

手元に置くだけだなんて簡単かと思う人もいるかもしれません
でも、そんなことはないんです。
今までやっていなかったことやるというだけでも
人によっては大きな負担で大きな変化なのです。

急激な変化は本人に負担が大きく、かえって身に付きません
ゆっくりと、時間をかけて試行錯誤をしながら、
適切な変化をしてもらうのがこの会の方針です。
だから、いくら失敗してもいいですし、途中で中だるみをしても大丈夫です
できなかったときは、できれば、できなかったときの記録をとってみてください
それだけでも十分な収穫になると思います。

会が出すワークや宿題をもとに、じっくりとあれこれ試したり、失敗したりして、
自分に合ったスケジュール・タスク管理のありかたを
1年たって見つけてもらえれば上出来です。

私も、たとえばこカレンダーとノートの使い方には
慣れるまではやっぱり時間がかかりました。
カレンダーとノートを今のように使いこなすには3か月ほどかかっています。
私は3か月で済みましたが、人によっては半年かかることもあります。
でも、それでいいのです。ノートを選んで買ってみるだけでも順調な変化です。

具体的な使い方に関してはまたの機会に