今すぐやる会

怠けるつもりはないのに気が付いたら、サボってしまう。気を付けてるつもりなのに遅刻が多い。そんなスケジュール管理、タスク管理に不安を抱える方へ、めんたね代表http://mentane.net/カウンセラー尾谷幸治が主宰する、ADHDの治療プログラムを用いた、意志の力を使わない、スケジュール管理、タスク管理のワークショップです。お問い合わせはこちらまでcontact@imasuguyaru.com

やるCafeプレ出張版 最重要の目標を見つけるワーク

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今すぐやる会のメンバーの1人のあなみさんは大学の先生をしている。
今回そのあなみさんから、やるCafeでやったワークを
大学のアクティブラーニング講義に使いたいので
学生を集めるので、やってみてほしいとの依頼があり
先日出張版のやるCafeをやった。

ワークの内容は6月にやったものと同じものだ。
まず、ポストイットに自分のやりたいこと、目標を片っ端から書き出して貰う。
書き出した目標をグループ分けする
2人組を組んで貰って、「その目標が叶うとどんないいことがあるか?」を質問し合う。
出てきた答えはポストイットに書き出して貼り付ける。
そこで出てきた「いいこと」に対しても
「それのいいことがかなうとどんないいことがあるか?」とさらに質問をする。
もうでてこないというところまで質問する。

目標にひたすら質問を繰り返すことと
自分のやりたいこと、自分が幸せだと感じること
自分の人生において何が大切なのか?が明示される。

書き出したポストイットを紙に貼りだし繋がりを線で結んでいくと
自分の持っている目標ややりたいことが網の目のように繋がり
最終的に行き着く先が一つに収斂されていく。

自画自賛になるが、このワークものすごくできがいい。
2人組を組んでもらってワークをしている間参加者の反応がとにかくいいのだ。
ああ、自分はこんなことを考えていたんだ、こんなことが好きだったんだ、これを幸せを感じていたんだ・・・
という気づきがよく見て取れた。

自問自答して1人でやることもできるが、
やはり対面で、質問形式にするパワーは大きい。
目の前の相手に実際に聞かれて答えなければいけないので
頭の回転が自分でやるのとでは全然違ってくる。

今回は、自分の目標を階層化し、樹形図のような形にしたが
あくまでこれは、一例に過ぎない。
人によってはマインドマップのような形がいいかもしれないし
目標をとにかく羅列して片っ端から手をつけるというのもいいかもしれない。

樹形図にはめ込むことで優先順位がつけやすくなる。
何かを考える際には、指針や物差しや型があると考えやすい利点があるのだ。

特に今回は最終的に目標を5つに絞り込むことが必要だったので
階層化し一覧にすることで絞り込みをしやすくする狙いがあった。

参加者からは
「実際に書いてみると、普段では意識しないことが出てきておもしろい」
「対面で質問形式でワークをやるから、よく考えることができた」
「普段こんなことを考える機会がなかったが、このワークではとても考えさせられた」
という感想が出た。

今回のワークを受けて、あなみさんが今度は大学出張版でやるので
その様子もブログで後日お伝えする予定だ。

当日の様子

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