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怠けるつもりはないのに気が付いたら、サボってしまう。気を付けてるつもりなのに遅刻が多い。そんなスケジュール管理、タスク管理に不安を抱える方へ、めんたね代表http://mentane.net/カウンセラー尾谷幸治が主宰する、ADHDの治療プログラムを用いた、意志の力を使わない、スケジュール管理、タスク管理のワークショップです。お問い合わせはこちらまでcontact@imasuguyaru.com

理想の習慣を実現させるには意志力との関係を知ることが大事

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理想の習慣を実現させるためには、意志力を知り、
システムの力を利用することが大事という話。

5月のやるCafeは習慣化をテーマにすることになった。

毎日やりたいと思ったことが、
当然のように自然にやれたらどんなにいいだろうか?
だが、なかなかうまくいかない。

理想の習慣を実現させるには意志力を知ることが大事だ。
意志力と習慣は密接な関係にある。

ここでいう意志力は読んで字のごとく意志の力
なにかをやろうと思って実行する力くらいに理解してもらえばいい。

意志力というと観念的な話に聞こえるが
『意志力の科学』という本によれば、
人間は意志力を使うと体内のグルコース(ブドウとう)を消費するのだそうだ。
つまり、エネルギーを実際に消費する。

エネルギーを消費する以上、意志力は使えば体は消耗する、
そして消耗する以上、使える意志力には限りがある。
人によって違うし、筋肉のように鍛えることも出来るという。

ここで重要なのは意志力には限りがあると言うことだ。
そして、その限りある意志力をどう有効に使うか?どう節約するか?
という視点で考えると、理想とする習慣は身につきやすい

意志力を節約するためにはシステムの力を借りるといい。
たとえばファーストタスクシステム
1日に一番最初にこのタスクに手をつけると事前に決めておく。
意志力は何かを選択する際にも消耗する。
選択の余地をなくすだけでも節約は可能だ。

すでにできている習慣に絡める
たとえば歯を毎日磨けるようになりたいという人が居たとする。
その人はすでに毎日お風呂に入る習慣があった。
風呂場に歯ブラシを置いて湯船で歯を磨くようにしたら磨けるようになった。
1日の自分の生活を見直してすでに出来ている習慣と絡めて
やらざる得ない状況に持って行けば意志力は節約できる。

このほかにも、他人を使う(家に人を呼んで人が来る前に家の掃除をする)
場を使う(勉強がしたいので学校に通う)
環境を作る(デレビやネットを部屋から排除してタスクに取り組む)
などなど、やりようはいくらでもある。
重要なのは自分に合ったやり方を見つけていくことだ。

さて、その習慣化の工夫や技術、そして考える機会を
今月のやるCafeで取り組む予定です。

imasuguyaru.hatenadiary.jp